先日(かなり前ですが・・・)、寮 美千子さんの講演会を聞きました。
「寮 美千子さん、知ってます?本を読んだことあります?」と聞かれたときに全く知らないとこたえると、「遅れてますね。これだからこの県はダメなのよ・・・」と言われてビックリしました。
他人の無知に寛大ではない人なのだなあ~と思いつつ、人の振り見て我が振り直せ、でしょうか。
と、いうことが春先にあったのですが、先日・・・少し前?に寮 美千子さんの講演会に行くことになり、その前に本を手に取って読んでみました。
「世界はもっと美しくなる~奈良少年刑務所詩集」寮 美千子著
寮 美千子さんは2018年に閉鎖された奈良少年刑務所で受刑少年たちの更生に尽力していた一人です。少年たちが書いた詩に寮 美千子さんが少しだけ注釈や経緯をコメントしまとめた本です。
講演会も、奈良少年院の説明から、彼女が行った絵本を使った更生プログラムの紹介などでした。
絵本をもとに演じさせ心の闇を解き放ち、詩によってさらに感情を取り戻そうとするというもの。
雰囲気や話し方は、料理家の平野レミさんのように元気でチャキチャキしている方でした。
笑いあり、涙ありの講演会でした。
ただ、、、彼女を知らないから遅れてるとか、ダメとか・・・そんな感じではなかったです。