先日(かなり前・・・)、化学グランプリの二次選考がありました。
一次選考は全国約60カ所でマーク試験が行われ、一次選考を通過するのは全国で成績上位80名、そして二次選考試験は一泊二日の研修と実験&レポートで成績を競い合うという化学グランプリ。
化学が好きだったり、得意な中高生たちが一同に集まって化学の力を競い合う大会なのです。ただし、一次選考を突破するのは至難のわざ、大変難しいのです。
その代わり、優秀な成績が残せれば推薦入試で特別枠もあって、東京大学をはじめ対象の有名大学は数多くあるのです。
ということで、二次選考に残ったのならば、せっかくなので実験の練習でもしましょうか?と夏休みに付き合うことに。
実験は各学年、学期に2回ほど行ってきていますが、数人班で行うので一人で何から何まで実験するのは初めての様子。
簡単な光合成の分離実験で薄層クロマトグラフィーの実験でRf値を求めていくという実験では、なかなかスポットを打つことができなくて四苦八苦。
過去問をやってみましょうか?ということになり、道具や試薬が揃っている実験をいくつか用意したのですが、これがまた、なかなか本格的で難しい。
準備して付き合うこちらも、理解に時間がかかる始末。頭が錆びついているなあと四苦八苦しながら付き合いました。
2002年出題 物質について質量変化の実験を行いレポート作成
2004年出題 金属イオンの同定、キレート滴定
おまけでモール法滴定
などなど
ただし、、、
最近の実験はなかなか高難度。
今年も講義を受けてから実験を行い、レポート作成し考える力を試すスタイルなので対策のしようがありません。まあ、本人次第でしょうか。
ただ、いろいろな器具に慣れていれば少しは違うのかな?と数日ほどお付き合いしましたが、コチラが勉強させてもらったという感じです。
結果は惨敗ということでしたが、↓記念の白衣(笑)
一泊二日で行われ、全国の化学好きな同年代から刺激を受け成長して帰ってきた様子を見ると、これからの受験生活やその先の未来に向けて静かにエールをおくっていきたいと思います。