ニトロセルロースを作り、点火して演示実験しました。
セルロース(脱脂綿)を混酸(濃硫酸+濃硝酸)に浸し反応させます。ヒドロキシ基の一部がニトロ化して、ニトロセルロースができます。
一見すると、脱脂綿です。
ピンセットで一つまみ
ガスバーナーに近づけます。チャッカマンの方が安全でしょうか。
念のため周囲を片付け、濡れ雑巾に消火器の位置なども確認。
一瞬で反応してしまうので、ここからは連写してみました。
一瞬です。
シュっという音がするだけで爆発音はありません。灰もでません。
手品では、ろうそくの火に近づけたお札が燃えて消える・・・などフラッシュペーパーというマジックの小物として使われています。
保管しておくのも危険なので片付けました。(すべて燃やしてしまいました)
危険というのは、ニトロセルロースは熱・衝撃などで発火する可能性があり、一つ間違えると危険なシロモノだからです。危険物、自己反応性物質の硝酸エステル類ということで、取り扱いには要注意です。
試薬も調整するときは少量にして、すぐ希釈し廃液処理。
なんとか、ミッション完了しました~~