CuO酸化銅(Ⅱ)とAlアルミニウムの粉末を混ぜ、点火すると激しく反応します。
反応後は、単体の銅ができます。
酸化銅(Ⅱ) 約5g
アルミニウム 約3g
※点火方法は他にもいろいろありますが・・・
マグネシウムリボン(点火用)10cmほど用意しました。
よく混ぜ合わせます。
風がかなり強くてドキドキしましたが、無事に終わりました。
かなり激しく燃焼します。
たった5g、3gでこれだけの威力なので、かなり危険です。
以前、部活動中に生徒だけで銅テルミット実験を行った結果、数人が重傷を含むケガを負う事故が起きてしまったニュースを見ました。
必ず、生徒の皆さんは理科の教員と一緒に実験してください。
適度な反応が起きる薬品の量、現場が火災にならないか万が一に備えて消火の準備をし、立ち会う人間の安全を考慮する(今回は風向きなど)、細心の注意を払って行います。
私も銅テルミットは初めての経験でした。
反応が激しいだろうことは予想できたので、鉄テルミットを行う時より酸化銅もアルミニウム(粉末)もかなり少ない量で行いました。
鉄テルミットは毎年実施しています。
毎回好評で生徒のよい反応が見られるのですが、準備する私たちはいつもドキドキ、ハラハラです。