なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

銅と鉄のテルミット反応

CuO酸化銅(Ⅱ)とAlアルミニウムの粉末を混ぜ、点火すると激しく反応します。

反応後は、単体の銅ができます。

 

 

酸化銅(Ⅱ)   約5g

アルミニウム 約3g

 

※点火方法は他にもいろいろありますが・・・

マグネシウムリボン(点火用)10cmほど用意しました。

 

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よく混ぜ合わせます。

 

 

風がかなり強くてドキドキしましたが、無事に終わりました。

 

youtu.be

 

かなり激しく燃焼します。

たった5g、3gでこれだけの威力なので、かなり危険です。

 

以前、部活動中に生徒だけで銅テルミット実験を行った結果、数人が重傷を含むケガを負う事故が起きてしまったニュースを見ました。

必ず、生徒の皆さんは理科の教員と一緒に実験してください。

適度な反応が起きる薬品の量、現場が火災にならないか万が一に備えて消火の準備をし、立ち会う人間の安全を考慮する(今回は風向きなど)、細心の注意を払って行います。

 

私も銅テルミットは初めての経験でした。

反応が激しいだろうことは予想できたので、鉄テルミットを行う時より酸化銅もアルミニウム(粉末)もかなり少ない量で行いました。

 

 

鉄テルミットは毎年実施しています。

毎回好評で生徒のよい反応が見られるのですが、準備する私たちはいつもドキドキ、ハラハラです。

canacana44.hatenablog.com