コロナ感染症対策として予定されていた講演会などイベントが中止になっています。
少し前(昨年)になりますが、東京理科大学 栄誉教授、光触媒国際研究センター長、東京応化科学振興財団理事長の藤嶋昭氏を招いて講演会がおこなわれました。
現在の状況を考えると、とてもラッキーだったなとしみじみ。
毎年、ノーベル賞候補として名前があがる藤嶋先生ですが、「科学を楽しく~身の回りのことから、光触媒まで」という講演は、子どもたちにわかりやすい言葉と事象を挙げ、疑問を持って日々生活していくことの大切さを伝えるものでした。
どうして虹は七色なのか、副虹ができることを光の屈折から考えるなど日常生活から楽しく学べるというエピソードも。
昨日の大学入学共通テストにも、ダイヤモンドの屈折など身近なものから思考力が問われる問題が出題されましたので、日々疑問に思うこと、調べることが大切になっていくのかなと思いました。
個人的にはボッーと生きていて、疑問に思っても解決しなければ生きていけない状況ではないので、解決したいという熱意や興味を持ったりすることの方が難しいです。
生徒もモチベーションが上がらないという話をよく聞くので、動機付けや目的を持つ大切さも必要なのかな。
こうして偉大な研究者の話を 間近で聞いて少しでも触発されて刺激になったらいいなあと思います。
藤嶋先生が理事をしている財団より本が寄贈されました。(写真は一部)