なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

ボルボックスを飼育、観察してみた


ボルボックスを4月中旬に県の教育センターから無料(注:県内公立教育関係機関のみ限定配付)で頂きました(*^^*)
Eテレ NHKで「顕微鏡で覗く世界 ボルボックス編」というおやすみソングができてしまうくらい人気?話題?なボルボックスです。

最初はこんな感じ。倍率は15×4倍。

イメージ 1



そして、一ヶ月経ちました。少し大きくなった群体の様子が観察できます。

イメージ 3


倍率上げて明るくします。15×10倍。

イメージ 4



簡単に細胞群体が観察できます。
その名の由来は、ボルボ(ラテン語で回転する)からきていて、実際に観察すると、可愛く?回転する様子が生徒に大好評です。

いつも、5mlの容器に頂いて、培養?飼育?し大量に増殖させ、授業で生徒全員に観察させています。

<用意するもの>
透明なビン
ハイポネックス 1mlを約2Lの水で希釈
赤玉土
大理石(炭酸カルシウム)1ビンに2~3粒

そして、オートクレイプ(圧力釜)に、下の写真のような状態の瓶(↑の材料を入れたもの)をセットして滅菌します。
時間はとにかく滅菌できればいいので、10分から30分ほどでしょうか。

翌日(冷ましたあと)、5ml容器からボルボックスをビン2つに移しかえ、日光が直接当たらない少し明るい場所に置きます。

イメージ 2



この方法だとボルボックスは二ヶ月ほどで群体が増殖?しすぎて死に絶えてしまうので、また、同じようにびんを作って少しだけ移しかえます。
今までの飼育最高記録は8ヵ月。移し忘れてしまって途切れました、、、でも、手間ひまを考えれば、観察は一学期で終了するので、毎年もらった方がお得なんですよね( ̄▽ ̄;)
しかし!手間をかけて毎月、命を継ぎ足しているセンターの助手さんの苦労を考えると、頑張って飼育しましょうと反省しています。

他のHPだと、粉末コーヒーの空き瓶を活用したり、ハイポネックス以外の栄養剤や、土を煮沸してから使ったりと、いろいろな飼育方法があるようです。お試しあれ(*^^*)

 

※「飼育」となっていますが・・・後でボルボックスって動物じゃないじゃん!と。赤面。今更どうすることもできず、そのままです。

気を付けよう。いい加減なネット記事><