なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

天津爆発事件の化学物質について

中国の天津爆発事件、本当に化学物質って怖いとあらためて実感した事件です。

報道では硝酸カリウム、硫黄、炭化カルシウムなど、、、16種類の化学物質が倉庫に保管されていたそうですが

硝酸カリウムは毒劇物に指定されていませんが、危険物です。

肥料や歯科研磨剤や食品防腐剤にも使用されていて一見安全そう、、、

でも、硝酸カリウムと硫黄と炭素を組み合わせると花火の原料になる(黒色火薬)と、、、いうことで、10代の若者がサイトで安易に見て挑戦しようとして事件(盗難)や事故(調合中に爆発して火傷や破傷の大怪我)に発展してしまうことが多いという化学物質なのです。


また、炭化カルシウムが保管されていて、消防活動で放水すると可燃性ガスが発生すると報道でありました。
一学期の終わりに、有機化合物炭化水素の実験で炭化カルシウムを使用したばかり

炭化カルシウムは水と反応して、アセチレンという可燃性ガスの気体を発生します。

炭化カルシウムは、身近なところでは夜釣りなどアウトドアで使用するカーバイトランプに使用する燃料で、灯火用カーバイトとして販売されてます。

イメージ 1



実験の時は、大きい塊は試験管に入らないので、砕いて使用します

水とすぐに反応してしまうので、18mm試験管には水を5mlほど入れておいて、炭化カルシウムを一粒(5mmほどのもの)入れて、水上置換法で発生したアセチレンの気体を捕集します。試験管3本ほど、、、約100mlほど捕集できます。

イメージ 2



その後、捕集した気体のアセチレンに素早くマッチで火を、、、

イメージ 3



そうすると、明るい炎とともに炭素を多く含んでいるので、黒いススを出します。

と、、、
ある班で、爆音が

これは、アセチレンを試験管に捕集するときに、空気や水が入ってしまって、偶然にも?ドイツのアセチレン爆発?のように爆音とともに炎が出るのです。

工業的には酸素アセチレン炎として3000℃以上の炎をあげるので溶接に利用されているようです。

と、いうことで、、、

炭化カルシウムに消防士たちが消火の為に放水(H2O)してしまうと、可燃性のアセチレンという気体が発生してしまい、、、
火と空気とアセチレンと条件が揃ってしまい、爆音とともにさらに高温の炎が出てしまうこともあるわけです。

他にも、水酸化ナトリウムやシアン化物などなど、、、恐ろしい薬品やわかっていない?知らされない薬品もあるとなると本当に怖い事件だなぁと思いました(>_<")