植物の葉を顕微鏡で観察しました。
以前は、頻繁に行われていたようですが、現在の教育課程では簡略化され実験はあまり実施していません。
ツバキの葉の断面
校庭から拝借。
基本組織系のさく状組織と海綿状組織が観察できます。
また、維管束系の木部と師部もバッチリ。
失敗作
少し厚いため、顕微鏡の光が透しにくくボヤけてます。
薄くしようとしたけれど、欠けてしまいました。
葉を一枚乗せて観察できればいいのですが(笑)、顕微鏡は光を透して観察します。観察する試料を潰さずにできるだけ均一にスライスしなければいけません。
カミソリで削いでいくのですが、なかなか難しいです。
そのため、いろいろなサイトで方法が紹介されています。
カミソリを2枚刃にしたり、ペットボトルのキャップとカミソリを使って工夫していたりとさまざまです。
今回は、NHK for schoolでも紹介されていたピスを使って実験しました。
カミソリで切れ目を入れてツバキの葉を差し込みます。
ピスと一緒にカミソリで削いでいけば簡単にスライスできるはず。
しかし、、、手を切って流血してしまった生徒が数名
ピスがない場合は、ニンジンなどの野菜で代用してもOKです。
また、ミクロトームという少々大げさな装置がありますが、、、一度も使ったことがありません。
前任校では大型の立派(高額)なミクロトームがありました。チャレンジすれば良かったなぁと後悔してます。
シロツメクサの葉の裏
こちらも校庭から
裏側を薄皮を剥ぐように尖端ピンセットで取って観察しました。
15×4倍
15×10倍
15×40倍
たくさんの気孔が観察できます。
小学生の日記ではないですが、、、
なんというか、面白い
他にもいろいろ。
不思議な世界を1日中堪能していたいです