プラスチックの性質実験セットがあったので、活用してみました。
身の回りにあるプラスチック5種類。
pp ポリプロピレン
PET ポリエチレンテレフタレート
PS ポリスチレン
PVC ポリ塩化ビニル
PE ポリエチレン
◇密度の違いを確認。
プラスチックを小さくカットして番号を振って、水(密度約1.00g/㎤)、アルコール(密度約0.79g/㎤)、食塩水(密度約1.20g/㎤)が入ったビーカーに浮かべました。
水に浮くのはPP(密度0.90g/㎤)とPE(密度0.95g/㎤)です。PSがウロウロ沈みそうな、沈まないような・・・
水に浮いたPPとPEをアルコールに入れてみると、二つとも沈んでしまいます。
そこでアルコールに水を加えていくと・・・PP→PEの順に浮かびました。
そして、、、区別ができないモノが出てきてしまいました。
PET(密度1.38g/㎤)とPVC(1.35~1.45g/㎤)です。どちらか一つにしておくとスマートな実験結果になるかな?と反省も。
◇燃え方の違い
ポリプロピレン・ポリエチレンテレフタレート・ポリスチレン・ポリエチレンを燃やしてみました。ボタボタと落ちるなど危険を感じるものがあったため、演示実験にしました。
そして注意を要するポリ塩化ビニル。有毒な塩素が発生するため、教科書にも燃やしてはいけませんと注意書きされています。
銅線を加熱してポリ塩化ビニルに接触させ、溶けて銅線についたわずかなものを燃やして観察しましたが、色が鮮やかなので反応はいいです。嫌な臭いはしませんでした。
様子はコチラ↓
溶けて落ちたり、黒煙を上げて燃える様子が観察できました。