実験室の片付けをしていると、実験器具の「使用説明書」「取扱説明書」(トリセツ)があちこちに。
自宅でも家電などのトリセツ保管に四苦八苦していますが、片付けに挑戦しました。
分厚いファイルが3冊も・・・
他にも引き出しやいろいろな所に点在していたので、まずは必要なモノをピックアップし、実験室ごとに分けてファイルしました。
<片付けの記録>(一部ですが・・・)
◇複数冊あるトリセツ
2冊ほど保管し、あとは処分しました。
計量器具や顕微鏡、計算機など10台以上購入したときのトリセツや保証期間が過ぎた保証書など。
◇現有しない機器設備のトリセツ
実験室を片付けて機器の状態を把握できたので、現存しない実験器具や設備はすぐにわかり、簡単に仕分けることができました。
「冷蔵庫」のトリセツ
買換えたため現在のトリセツは保管し、前のモノは不要なので処分しました。
処分前に「ナショナルブランド自体、2008年にパナソニックに変更になっているし、冷蔵庫のデザインも昭和レトロまではいかなくても平成初期くらいのもの?30年くらい前?そんな古くないかな?」と懐かしむので捗りません。
「加熱分解装置(窒素定量装置KN-1用)」(島津理化器械(株))
タンパク質分解液を作る装置のようです。
中は手書き・・・ガリ版印刷のような仕上がりしてた。
「GSガス発生器」(島津製作所科学器械部)
一見してわかる古いトリセツ。島津製作所の沿革を見ると、器械部が独立したのは昭和44年なので、それ以前のものとわかります。50年以上前の器具のトリセツ・・・
写真の所は切り抜いて貼ってありました。中を見ると水素や硫化水素などの気体を発生させる装置のようです。
判断の困るものもあり、とりあえず保管してそのうち状況をみて処分するか決めようとしたトリセツもありましたが、かなりスッキリ片付きました。