なんとなく実験しています

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日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

『彩瀬まる』を読みました

「くちなし」彩瀬まる
この作家さんの本を初めて読みました。
短編集でしたが、不思議な世界にびっくり。
男が愛人に自分の腕をプレゼントした時はぎょっとしましたが、本妻がその腕を取り返しにくるとは。深く愛して相手を所有物のようにやり取りするさまはゾッとしました。
他には、虫に寄生されて運命の人に出会い一生を幸せに終える人間と、虫の支配から逃れようとした人間の悲哀?を描いた物語など。
幸せなのか、不幸なのか、どこかに陰がある物語に少しやられました

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「不在」彩瀬まる
こちらもどこか陰のある独特な雰囲気が重いです。
もう亡くなって存在しない父親に振り回されて自分を知る主人公。
親に認められたい、親の愛を得たいとひたすら追い求める姿は痛々しいけれど、引き込まれて一気に読みました。

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「悪徳の輪舞曲」中山七里
悪徳弁護士の御子柴シリーズ
どうなるのか、この先が気になります。

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「死体鑑定医の告白」上野正彦
専門用語はよくわからないけれど、テレビでよくコメントしているように書かれているので読みやすい。
バレない犯罪はないと思うか、運がよければ犯行はバレないと悪の道を行くか、、、

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