実験室の片付けをしていると、時に古き良き実験器具と出会えます。
特に歴史のある本校では、なかなか見ることができない実験器具がたくさんあります。
Googleレンズの画像検索機能でも検索できないような古い実験器具たち。
何に使えるのか調べて、今も何かに役に立つモノなら掘り出しモノ。
でも、99.9%は不要なモノ。処分してしまうのは簡単だけど、寄贈するために資料を作成しておこうかな?
今年度生物室を片付けしていて見つけた不思議なモノたちの一部紹介。
◇「マルキールマグネット」
箱に印字されているので辛うじて器具名がわかりましたが、ググっても、大学の資料館に展示、大正から昭和初期の基礎実験にて使用・・・くらいしかヒットしませんでした。
◇「Blutkorperzahl apparat」
こちらも箱に印字されているので、辛うじてわかりました。
ググると、アンティークオークションの古い医療器具として出品されていて、血液を検査する時に使用する器具らしい?
◇クロマトグラフィーで使用する展開装置?
細かいガラス細工にうっとり。古い実験書などの文献で見たことがあるかも。という代物です。
微妙に細工の仕方が違うので、いかに理想的な展開ができるかを追究していたのかを思うと苦労が偲ばれます。
ステンレス製の渦巻きタイプも発見
◇謎の箱
何に使用したのかもわかりません。
分離グッズのところにあったので、ガラスにシリカゲルを塗布して乾燥させるのに使ったのかも?などいろいろ考えてしまいます。
◇謎の器具
◇謎のモノ
釣りも道具かな?とも思ったり。
◇オイレンブルヒ氏知覺(覚)計
ググると、解剖したときに骨を測る器具のようです。
ノギスの簡易版のようなもので今も販売もされています。