先日(かなり前ですが・・・)、家畜保健衛生所にて行われた研修会に参加しました。
家畜保健衛生所というと、、、
牛BSEや、鳥インフルエンザ、また昨年2018年9月に26年ぶりに豚コレラの感染が確認されたときなどに、報道で耳にする程度でした。
研修会の内容は
施設の紹介
家畜伝染病の種類について
伝染病の発生予防について
など難しそうな内容でしたが、聴講者を巻き込んで分かりやすく解説してくれました。
また普段の仕事の様子なども簡単に紹介してくれました。
そもそも、家畜とは??
ざっくり言うと、人間の生活に役立つように繁殖させ飼育する動物。
牛や、豚、馬、鳥などは容易に思い浮かぶのですが、そのほかにもウサギやミツバチなども含まれると聞いてなるほどなあ~と思いました。
また、家畜の伝染病ってどのくらいの種類があるのか?
例えば牛は65種類とのこと。
法律では法定伝染病(28種類)、届出伝染病(71種類)があったりするとのこと。
それだけの専門知識が必要になるので、職員は獣医師の資格を有するということでした。
獣医師で独立して成功すれば、公務員としての職員よりよっぽど実りがいいためなかなか後継者が少ないことが課題ということでした。
講習のあとは顕微鏡の観察、細菌の検査体験、培地体験、防護服や器具の観察など行いました。
赤血球に寄生するピロプラズマ
寒天培地への塗布体験
防護服体験