実験の続き、、、
アニリンブラックは、
アニリンが硫酸酸性のニクロム酸カリウムで酸化されてアニリンブラックができ、おもに染色に使われる、、、というようなことだけ高校の教科書では記載されています。
反応式や生成物に関する記述はないのですが、ほぼ無色のアニリンが橙赤色のニクロム酸で色が劇的に変化するので、生徒は喜びます(^-^)
殆んどの班で上手に染色できました(^^;
中には斑になったり、ムラができてしまった班もありますが、、
アニリン約1mlを蒸発皿に用意。
少し酸化されて、本来無色のアニリンが褐色です(^^;
これに、0.5mol/L二クロム酸カリウム水溶液と6mol/L硫酸をあらかじめ適当に(^^;混ぜておいたものを約5mlほど加えます。
すぐに酸化されて黒色になり、アニリンブラックが確認できるのですが、少し降り混ぜてから、布をしゃぶしゃぶのように浸します。
この後加熱したりする手順がよく見られますが、ニクロム酸カリウム水溶液の濃度を少し濃くしているので?加熱しなくても、水洗い後には写真のようにしっかり黒色に染まります。
※斑になったり、モスグリーンのような暗緑色になってるものもありますが、、、しっかりしゃぶしゃぶすれば大丈夫!
布は、ガーゼだと目が粗くてあまりお勧めできません。木綿の布がいいと文献では書かれています。今回は、家にあった不要品の手拭いガーゼタオルを切り刻んでみました!
ただ、混ぜるだけなので簡単にできますが、、、後片付けが少し面倒です。
金たわしでゴシゴシ洗いたいので、加熱しなくても蒸発皿で実験してます( 〃▽〃)