今までの実験プリントを少しアレンジして流行りの？規模を小さくして行う『マイクロスケール実験』で行いました。
『マイクロスケール実験』は、実験に使用する試薬も廃液も少ないので環境に優しいとされ注目されていて本も出版されています。
マイクロプレートの6穴がたくさんあったので、使ってみました。フタ付きです。
クロム酸イオンの可逆反応の実験です。
可逆反応と聞くと難しいのですが、、、
身近な例としてはゼラチンをイメージするとわかりやすい？？
加熱して溶かすと液体に。冷やしてプルプルの固体に。そして温めるとまた液体に。
<実験>
クロム酸カリウムとニクロム酸カリウムで実験です。
ニクロム酸カリウム水溶液・・赤橙色
クロム酸カリウム水溶液・・・黄色
ニクロム酸カリウムに塩基を加えるとクロム酸カリウムに。
クロム酸カリウムに酸を加えるとニクロム酸カリウムに。
試験管で実験するときと比べると約1/3の使用量、廃液です。
また、試験管をたくさん洗わなくてすむので助かります。
ただ、マイクロプレートの形や種類がいろいろあるので、使用しやすさなどいろいろ比較してみたいなぁと思っています。
