つづき
タンパク質の呈色反応を3つほど。
『ニンヒドリン反応』
本当にざっくりいうと( ̄▽ ̄;)、タンパク質は、アミノ酸分子からできている!ので、、、アミノ酸の検出反応としても利用されるニンヒドリン反応の実験をしました!ほんのわずかなアミノ酸にも反応するそうです。
卵白水溶液(タンパク質水溶液)約3mlに、ニンヒドリン水溶液を2、3滴加えて加熱すると、すぐに赤紫~青紫色に呈色します。
きれいにできました!( 〃▽〃)
続いて
『ビウレット反応』
これはタンパク質の検出反応として定番ですよね!生徒は実験器具のビュレットと混同してよく言い間違えてます(^^;
タンパク質に含まれるペプチド結合が銅イオンとキレート錯体を作るからだそうです。
卵白水溶液に硫酸銅水溶液(残ってたフェーリングA液使っちゃいました!(^^;)を2、3滴加えます。
よく振ります!
更に振ります!
きれいにできました!(^-^)
続いて
『キサントプロテイン反応』
タンパク質の中にあるアミノ酸(チロシンやフェニルアラニン)が持つベンゼン環にニトロ化して黄色~橙色に呈色します。
卵白水溶液3mlに濃硝酸0.1mlほど加えて加熱します。
少し気をつけて振りながら加熱すると、黄色に呈色しました!
少し冷ましてから、2mol/Lアンモニア水溶液を少し多めに加えます。3~5mlくらい。硝酸をたくさん入れた班は、アンモニアもたくさん加えないと変色しにくいです( ̄▽ ̄;)
各実験失敗なしで簡単に呈色反応を確認できました( 〃▽〃)