なんとなく実験しています

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日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

腎臓の解剖&観察実験しました

生物基礎で、腎臓と肝臓を勉強します。
体内で重要なはたらきをしている臓器です。

腎臓は、ざっくりいうと、血液をキレイにして尿を作ると知られています。

そこで、実際にブタの腎臓を見て触って、構造を理解しましょうという実験。

ブタの眼の解剖実験とおなじく、、、臓器の画像↓が出てきます。

苦手な方は注意してください

今までも、解剖実験のときに調子を崩してしまう人がいました。
自分で最初から苦手だとわかっている人は申し出て別室にいたり、遠巻きに見ていたりしたのですが、、、
ちょっと頑張ってしまうと、精神的にダメージを受けて、お肉が食べられなくなったり、痙攣をおこしてしまったり、気分が悪くなってダウンという人が時々いるので、気を使います。
でも、医学部志望の子にとっては、受け入れられるかどうか、、、正念場です。

私も、今回はじめての実験なので、もう一人の助手さんに教わりながら頑張りました



ブタの腎臓は、食肉センターから仕入れます。
その為、理化学検査や病理検査などするため、臓器にキズがあったりします。


形、大きさ、腎動脈、腎静脈、輸尿管など確認します。

その後、墨汁を腎臓に入る血液に見立てて、注射器で腎動脈に注入すると、血液をろ過している糸球体まで墨汁が行き渡り、黒く染まった糸球体が顕微鏡で観察できるという解剖実験です。

と、いうことで、、、


腎動脈に墨汁を入れていきます。
これが、一番難しい
腎動脈が見つかりにくい

イメージ 2


しっかり、腎動脈を押さえて墨汁を入れていきます。

イメージ 3


腎臓の表面が、所々でいいので黒く染まったら、切り開いてみます。

イメージ 4

↑の写真は失敗例(  ̄▽ ̄)
反対側を切り開くのに、、、間違えてます。
所々、かたいので気を付けながら作業します。

こんな感じ

イメージ 1


所々、黒く染まっています。

イメージ 5

 

イメージ 6

黒いところを薄く切り取り、スライドガラスに乗せます。水を1滴、カバーガラスをかけて顕微鏡150倍で糸球体を観察します。ボーマン嚢は見えません。

イメージ 7

画像はモニターのもの、、、光っているのは蛍光灯です。