なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

データ改ざん問題

論文のデータを改ざん、ねつ造して、見栄えのよい論文を発表して評価を得てしまい、しばしばニュースに取り上げられている問題。

白状しますと、私も写真データを少しいい結果の画だけを選んで「センター2018化学アセチルサリチル酸」を先ほどアップしました

アセチルサリチル酸を合成する実験での写真ですが、気づかれた方はいたでしょうか

イメージ 1

までと、

イメージ 2

以降の写真の試験管。
太さが違います。

アセチルサリチル酸は、なかなかコツが必要で径18cmの試験管での生成はうまくできませんでした。
径24cmの少し太めの試験管では成功し白色固体のアセチルサリチル酸の沈殿ができたので、写真も上手くいった写真を掲載。


まあ、、、許容範囲?当たり前?でしょうか??

アセチルサリチル酸の合成実験はさまざまな方法が本やネットでも紹介されていますが、中には同じ操作で「静置しろ」「振り混ぜろ」と正反対の指示があったり、「無色透明になる」と書いてあるのにそんな状態にはならないよー、どうなっているんだと突っ込みたくなることもあります。


改ざんやねつ造も、しようと思えば出来ます。
アセチルサリチル酸に未反応のサリチル酸が混ざっていないことを示す写真も、上手く撮影出来なかったら、試験管に水だけ入れて試薬を加えてみれば思い通りの結果の写真が撮れるし、写真修正もソフトやアプリで簡単にできるので、誰しも悪魔のささやきに惑わされてしまうことはあるのかもしれません??


ニュースのように、賞(賞金)、地位や名声が絡んでくると、誘惑に抗うのは難しいのかなと寂しく思います。

チェック体制も性善説で信頼感があるなかでは大変ですが、なんとか・・・



このblogは、個人的な趣味の?備忘録的なものなので、上手くいかなくても、いい画がなくてもどうってことはないし、入力ミスや勘違い、勉強不足からの誤情報もネット記事だから仕方ないかな??と諦めてもらうか、広い心で受け止めてやさしくご指摘いただければ幸いです