前任校には段ボール一箱ほどもあったノギス。特に実験で使わなかったので、高い棚に入れっ放しでした。
ノギスは日常大工をする人や職人さんには馴染みのある道具です。
ざっくり言うと「測るもの」
定規や線引きでもモノの長さが測れますが、定規では測りにくいモノの内径、外径、厚さ、深さなどを固定して測ることができます。
さらに一般的な定規などは1mm単位ですが、ノギスは更に細かく測ることができます。
0.1や0.05まで測れるものや、デジタルで簡単に表示されるというものがあります。
ネジを緩めて開きます。
モノを固定
試験管の内径を測ります。
試験管の直径を測ります。
写真の(1)を読むと18mmです。少数第一位まで読むには写真の(2)のところの線が上の線と一直線に重なるところの数字を読みます。
古いので読みにくいですが、18.05mmか、18.1mmといったところでしょうか
学生も見たことがある人、使い方を知っている人は少なかったです