「発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート」ななしのうい著
職場で少し会話がかみ合わず、え~そんなこと言うかな~~??という人がいました。
しばらくして、「発達障害かもしれないという診断されました。」とスッキリした顔で報告されて戸惑いました。
私も対人関係が得意ではないので、こんな時はどうしたらいいのか困りました。
1.悩んでいたらしいので、「わかってホッとしたね?」と言う?
→でも、自分だったらますます不安が強いかも・・・
2.「ごめん。よくわからないので、どう接したらいい?」と聞く?
→でも、本人だってきっとまだわからないかな?
3.少し勉強してから、対策を考えよう・・・と静かにうなづく・・・
→ネットか、本か。
ということで、”3”を選んでしまった私です。正答はわかりません。
さて、ネット検索をするとまず厚生労働省が!
「発達障害のある方と共に働く上でのポイントと障害特性」で、こんな時どうする?というシーンごとの対応が記載されていました。
そして、本、「発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート」ですが、Twitterで公開していたものを書籍化したもので、専門家の監修を加えています。
その中で発達障害の特性というページがありました。
ADHD、ASD、ASD(女性用)、二次障害とそれぞれ20項目ありましたが、、、
自分に少なからず当てはまる!!
気が利かない。相手の話す言葉をそのまま受け取る。思ったことをすぐ口にする。などなど。自分が直したいと思っていた短所部分が挙げられていました。
もしかしたら、私もか???と、ドキドキしながら本を読み進めると、具体例が書かれていて、私はそこまで酷く極端ではないかな?と少しホッとしたり。
ネットや本を読めば読むほど、人それぞれ、さまざまな症状があって対応に明確な答えがあるわけではないので考えさせられました。
教育現場では発達障害で苦しんでいる生徒が少なからずいます。生徒だったら親身になれるけれど、同僚だとどうなのかな?
人に優しく強い人とは程遠く、悶々としながら現実と理想のはざまです。
それでも読了後、周りが無理しても仕方ないし、いろいろあるだろうけれど、少しだけ広い心で受け止めてあげるくらいでいいかな?と思いました。