なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

図書研修会

先日、学校図書室の研修会に参加して、ベテラン学校司書さんの講演を聞きました。

有効活用の仕方や、司書の役割などについて丁寧な講演会でした。
学校図書館法や、国の文科省ガイドライン、県の構想から、こうあるべき、、、という話と、いろいろな実用例など挙げられてとても有意義な時間になりました。
参考になる部分も多くて、取り入れたい資料も有り難かったです。

でも(「でも、、、」が多いですね)、時々なぜか納得いかないモヤモヤした気分になってしまいました

正統派な講演で、正しいことを真面目に丁寧に説明されていたので明瞭誠実なものでした。

なのになぜだろう。
講演された方も何度も口にしていましたが、各学校で環境も状態も全く異なるということでしょうか。

予算も、人員も、、、全く異なります。

学校図書館には百科事典が必要と講演では力説されてましたが、個人的には不要かなあとモヤモヤ。
調べ学習の時間がキチンと取られている学校ならば必要かと思いますが、自習室化している進学校などではどうなんだろう。
百科事典は1冊1冊が大きくて分厚くて知りたいことがすぐには調べにくい、探しにくいと思います。SPEED第一ならば、現在は電子辞書にも百科事典が入っていて、携帯でもすぐに調べられます。また、図書室には調べるためのパソコンも配置してあるのに百科事典は必要なんだろうか??

百科事典で調べている生徒も見たことがないし、さらに、どんどん新しい情報が更新される今の時代、20年前の百科事典は必ず置いておかなければならないのだろうか??
また、古くなって価値がなくなったので高額な改訂版を少ない予算なのに購入し直す必要があるのだろうか。

もちろん、辞典のよさもあります。
調べるために頁を捲っていれば、さまざまな情報を目にし思いがけない知識と出会えるなど時間を忘れて楽しむことができるハズ。
携帯やパソコンで調べているとついついゲームや余計なサイトに行ってしまって遊んでしまう危険性もあるハズ。

こんなふうに、いろいろな点でモヤモヤしてふと気づいたことがあります。

私も理科の実習助手として、
こんな風にしてます!
法律があるのでこんな風に薬品管理してます!
引き継ぎはこんなものが必要です!
なんて偉そうに書いてきましたが、、、モヤモヤした気分の人が沢山いただろうなあ、、、と。

いつも参考にしている他の助手さんのblogに『未来の自分のための備忘録』と書かれていました。

私はこの仕事を始めたときにとっても困ってたいへんだったので少しでも他の人の参考になったら、、、などと思っていた気持ちが恥ずかしくなりました

そして、さまざまな条件、情況、環境?に置かれている人の前で講演することの難しさや、情報を発信することの何とも言えない怖さを実感しました

わかっていたつもりでしたが、わかっていなかったなぁ、、、と反省モードばかりの最近です。