先日(かなり前・・・夏季休業中)、実験室の大掃除をしました。
なかなかモノを捨てて片付ける判断をすることは難しいものです。
私も数年前に人事異動してからというもの、毎年夏休みや年度末に少しずつ片付けをしていたのですが、何十年という歴史があると一筋縄でスッキリとはいきませんでした。
今春、人事異動で一緒に働くことになった方は断捨離の名人。
素晴らしいスピードで片付けてくれます。
まずは壊れているもの。開かずの扉のなかにあったものなど集めて廃棄。
古いヘッドホンなど・・・
白い柄のケースではないです。皮にカビが生えてボロボロのケースです。中はアナログのカメラでしょうか。マニアの方にはお宝かもしれませんが、廃棄。
古い古いガスバーナー
新しいものに変えた時に処分しないと、いけないなあ。と改めて実感。
いつか使う、、、使いません。新しくした時点であきらめないといけないと思いました。
その他、割れた、欠けたガラス器具や、劣化したプラスチックものも大量に処分。写真に撮る暇もない勢いで台車に積みこんで、汗を流しながらゴミ置き場まで何往復も運びました。
モノがあふれて整理ができていないと、探す時間がかかり不効率。また、安全性の面でも劣化していたら危険です。
私も異動したばかりのときは、荒れ放題の実験室に愕然として猛烈な勢いで器具や薬品を片付けました。
ところが、ある程度片付けるとなんとなく見慣れてしまったり、他の仕事が増えたため、少し片付けが停滞していました。
断捨離、片付けるのはかなり労力が要ります。
肉体的にも重いものを運んで疲れます。
精神的にも気を使います。勝手に片付けると後で問題が起こるので、片付けたい旨を使用している人たちに伝える。猶予期間を伝える。などなど、周りの人を巻き込んで断捨離しました。
そして一番は、この器具を使用するか、しないか。
必要か、否か。など、一つ一つ判断していくことは疲れます。
もしかしたらまた使用するかも・・・
これは高価だから・・・
このガラス細工モノは今は買えないよ~~
そんなことを考えていると捨てられません。
まだまだ道半ばですが、安全で使いやすい環境を目指していこうと思います。