ネンジュモ(シアノバクテリア)とオオカナダモ(アナカリス)の観察をしています。
ネンジュモは、原核細胞として生物基礎の教科書に出てきます。
芝生の中に生えていて、一見キクラゲのような感じ。イシクラゲとも言うようで、博物館ではイシクラゲクッキーなるものも販売されていたようです。乾燥していたら、水で戻してぷよぷよにして更にスライドガラスの上で柄付き針で木っ端微塵にしてから観察です。
15×40で、こんな感じ。
オオカナダモは、真核細胞です。
どちらも、光学顕微鏡で容易に観察ができるし、またなんと言っても手に入りやすい!
ネンジュモはテニスコートの芝生の辺りから。
オオカナダモも、近所の小川?で採ってきたもの。どのみち、春のどぶさらいで抜かれてしまう前に少しだけ採らせてもらい水槽に入れておきました。
倍率は15×40
以前は葉を1枚で観察していましたが、僅かに葉脈があると厚みがあって、焦点が合いにくいので葉脈を取り除いて観察してみました。
ミクロメーターの使い方を授業で説明したので、今回はネンジュモの長径と、珠の直径、オオカナダモの細胞の長径と、葉緑体の直径を測ってもらい、スケッチ!
1枚のスライドガラスに、両方乗せて1枚のカバーガラスで一緒に観察してみました!
細胞内共生の話も絡めて考察していく実験でした。