新課程になり、センター試験に向けて化学の範囲がギリギリになってしまうかもという危機的な状況。この間の全統模試では有機分野がまだ授業をしていないところから出題され、参考に全くならない(泣)でも、センター演習もしたいし、、、と苦悩の中での貴重な実験です( ̄▽ ̄;)
ヨードホルム反応は、色々なサイトを見させてもらって参考にしたのですが、なぜかいつも黄色い結晶の反応が出ず、うまくいきませんでした(泣)、そんな中で、どこかの(^^;教科書を試してみたら簡単でした!
ヨウ素0.5gと、1mol/L NaOH4mlです。
2本用意し、良く降り混ぜます。
そして、1本にはエタノール1ml、もう1本にはメタノール1mlを加えます。
60-70℃で少し加熱します。
2mol/L NaOHを数滴ずつ変化するまで加えていきます。
1本だけ、特有の匂いで黄色い結晶のCHI3が生成され、ヨードホルム反応の実験が成功しました!
一般的にはエタノールやメタノールではなく、アセトンがよく紹介されているのですが、、、さあ、ヨードホルムが生成されたのは、エタノール、メタノールのどちらを加えた方なのか?
CH3CO-、またはCH3CH(OH)-の構造を持つ化合物がヨードホルム反応を示すということを理解していれば、容易です。
ヨードホルム反応を示す化合物は、高校では主に↓の化合物を覚えておけばいいかな( 〃▽〃)
写真は実験後、余ったヨウ素+水酸化ナトリウムがあったので、ふと思い付き試してみました。
溶液右から
アセトン
2-プロパノール
エタノール
でのヨードホルム反応。アセトアルデヒドは古かったのか、失敗してしまいました(^^;
実験の所要時間は約10分弱。。。
続きは次回