なんとなく実験しています

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日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

ヨウ素の溶解性実験

ヨウ素というと、、、

消毒薬のヨードチンキや、福島の原発事故の時、放射性ヨウ素安定ヨウ素剤が報道されていたり、理科の授業ではヨウ素デンプン反応といった実験があって、よく知られた元素です。

過去のblogでも、ハロゲン元素の酸化力、ヨードホルム反応の実験でヨウ素は使用されてます。


固体のヨウ素はこんな感じ黒紫色です。

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ヨウ素は昇華性があります!
試験管に入れるとうっすらと、、、紫色に!

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試験管に蓋をしたパラフィルムが、、、着色してしまうほど、、、
でも、全て昇華してしまうことはありません。

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そのまま、薬品庫に入れてしまうと、、、大変なことになるので、ケースに入れていますが、透明なケースが茶色に着色してしまいます(>_<")

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ヨウ素は、水には溶けにくいけれども、ヨウ化カリウム水溶液や有機溶媒にはよく溶けると教科書には記載されてます。
無極性分子と極性分子の溶解性ということなんですが、説明が難しいです

ということで、まあ、とにかく実験しました。

固体のヨウ素に、左から水、ヨウ化カリウム水溶液、ヘキサン、トルエンエタノールを加えてみました!

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溶媒によって、色が変化する様子も化学の不思議なところなんです(笑)

写真でもわかりますが、やはり水には溶けにくいようです!
ヨウ化カリウム水溶液を加えると、黄色に。三ヨウ化物イオンを生じるからだそうです。

有機溶媒でも、ヘキサンでは綺麗な赤紫色、トルエンは赤色、エタノールは茶色と!違います。
他の有機溶媒で試してみると楽しいかも??(^-^;