キューネ発酵管を使った定番の生物実験です。
酵母菌が酸素が不足した状態で、糖を二酸化炭素とエタノールに分解することを確認する実験です。
キューネ発酵管に、ドライイースト約3gと5%グルコースaq約20mlをキューネ発酵管の先端まで充たして、コットンで栓をします。
これは、酸素を不足した状態にするためですが本によっては注射器などで実験をしています。
300ml~500mlのビーカーにお湯をいれて温めると早く反応しますが、高すぎる温度はいけません。
温めないと、26℃くらいの気温の時に気体がある程度溜まるまで20分ほどかかりました!時間短縮のためにも必要です。
先端部に、二酸化炭素の気体が!発生してきます。
ここで、、、先生によってはキューネ発酵管には目盛りがついているので体積を計測させてグラフを書かせたりします。
その後、気体がある程度溜まってから、5%水酸化ナトリウム水溶液を約3mlほど加えて親指で押さえると、、、
水酸化ナトリウムに二酸化炭素が吸収されて、キューネ発酵管の中は陰圧となり指が吸い付くのです。
取り外しは要注意で、むやみに取り外そうとすると、ポキッと折れる危険性があります。
このあと、エタノールの確認をするために、ヨードホルム反応が教科書などに紹介されてますが、、、
今までうまくいった試しがありません( ̄▽ ̄;)どうしてだろう、、、
ただ、デヒドロゲナーゼの実験とセットで行うため時間もないので行わないので、ほっとしているのですがf(^_^)ヨードホルム反応は苦手です。