なんとなく実験しています

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日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

抽出

高校に入学して、最初に化学基礎で勉強する項目は、「物質の分離操作」です。

混合物に含まれている物質を性質によって取り出す(分離)操作。

簡単なものはろ紙を使っての『ろ過』ですが、リービッヒ冷却器を使っての『蒸留』、再結晶、クロマトグラフィーなどなどあります。

今までの学校では、リービッヒ冷却器を組み立ててみせて、演示でワインなどを蒸留(分留)し、その後、各班でペーパークロマトグラフィーでサインペンの色分けして、後は白金線での炎色反応で色当てして盛り上がり、、、DVDでまとめるという感じでした(*^^*)

今度の学校では、リービッヒ冷却器、ヨウ素の昇華、そして、炎色反応、そして、抽出も全て演示でした。が、内容が難しいものでした

抽出を簡単に想像すると、お茶!です。固体(お茶葉)から液体(お湯)を注いで、成分を溶かし出す(お茶)という操作。
化学基礎では分液漏斗(ぶんえきろうと)を用いて行います。

NASAさんのblogを見ていたら、、、
抽出の実験に関する興味深い内容でしたので、真似させてもらいました!

シクロヘキサン20mlと、硫酸銅水溶液20mlを用意します。

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そこに、ヨウ化カリウム水溶液を1滴。

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すると、、、こんな感じ。

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この二つのビーカーの中身を分液漏斗に入れます。
シクロヘキサンを油とイメージすると、水と油で混ざりあうことはありません。
2層になります。が、、、無色のシクロヘキサンがわずかに桃色に。

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さらに降り混ぜます。

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しばらくして、、、

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と綺麗にヨウ素がシクロヘキサンに溶け出したことが確認できました!

と、ここで私は見事に失敗だらけ

まず、、、
ヨウ化カリウム水溶液をドボドボ入れ過ぎて失敗。上手く分離できませんでした!( ̄▽ ̄;)

そして、、、
シクロヘキサンを準備したつもりが、シクロヘキセンでした(>o<")
わずか一文字違うだけ。結合が二重結合があるだけなのに!反応は天と地ほども異なりました( ̄▽ ̄;)

先生が素晴らしいフォローをしてくれて、何とか拍手喝采でしたが落ち込みました!