化学基礎、抽出の演示実験です。
教科書では、茶褐色のヨウ素液からヨウ素を抽出する写真が掲載されていますが、硫酸銅水溶液を使ってひと手間かければ拍手喝采、大好評です
(笑)
用意した試薬
ヘキサンorシクロヘキサン 約30mL
約0.3mol/L 硫酸銅 約30mL
0.1mol/L KI 約5mLにヨウ素小さじ1
余っていた試薬ばかりです
今回はシクロヘキサンを使いましたが、在庫がたくさんあった為です。実験で使用する予定もないので使ってしまいたかったので
分液ろうとは、500mLの大きなもの。演示用に買ったのかな？？１つだけありました。
小さい分液漏斗や、試験管で見せるときは試薬ももっと少量で良いと思います。
硫酸銅水溶液に、ヨウ素溶液を1～2滴。
見せながら、
『教科書の写真は味気無いので、季節感を出してみましたよー！ブルーの冬空から、、、新緑のグリーンになります！！』と大袈裟に！！(笑)
分液ろうとに、硫酸銅を入れてからシクロヘキサンをいれます。
見事に分離しています
分液ろうとを振り混ぜます。
途中、矢印のコックを開いて気体を吐き出します。
すると、途中で色が変わり始めて歓声が上がり始めます
シクロヘキサンに、ヨウ素が溶け込んで綺麗なピンク色(赤紫色)になりました。
『桜も咲いたよー！！』とコメントすると「スゲー！！」という声が聞こえてきて嬉しくなります
分離します。
ビーカーに落とした硫酸銅水溶液は、また次のクラスで再利用できます。
入学したばかりでまだまだ元気一杯な1年生。今年は特に明るい生徒が多くてたいへん盛り上がりました
