実験が始まりました。
準備は時間との勝負なので、便利な器具や機器はフル活用です。
通称『スターラー』もフル活用している便利な機器です。
「ホットプレート付きマグネチックスターラー」という名の通り、温める機能と磁石でかき混ぜる撹拌(かくはん)機能を持っています。
写真↓の白い粒は、撹拌子という磁石です。さまざまな大きさのものがあります。
《使い方》
薬品をはかりとります。
純水を加えて、おおよその濃度にします。
溶けにくそうです
自分でガラス棒で何分もかき混ぜている時間がもったいないので、スターラーの出番です。
撹拌子をビーカーの中に静かに入れます。
回転のスピードや、温度を設定します。
中に入れた磁石の撹拌子が回転して、洗濯機のようにぐるぐる撹拌します。
溶解度を考えて、高温の方が溶けやすいものは温めながら撹拌します。
定性実験の試薬の調整や、滴定実験のときにコニカルビーカーに入れて撹拌するなど、大活躍してます。
初めて教えていただいた時は、目からウロコの便利グッズで、感動しました。
さて、、、
溶液完成後、ビーカー溶液中の撹拌子は、どうやって取るのか??
今までは、薬さじやガラス棒2本ではさんで取り除いていました
が、、、スターラーの近くで猫じゃらしのようなものを発見。
撹拌子は磁石なので、、、磁石がついた棒『撹拌子取り出し棒』(そのまんま、、、)で簡単に取り出せました。