なんとなく実験しています

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日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

脂肪族炭化水素 アルキン

脂肪族炭化水素の実験で、アルカン、アルケン、アルキンの定性実験をしたので、blogをupしましたが、、、

ふと昨年の実験blogを見て今年のblogより分かりやすいかもと思ってしまいました

canacana44.hatenablog.com



アルキンの実験についてのblogもありました。コチラから↓

canacana44.hatenablog.com



ということで、アルキンの実験をするための準備について。
自己流なので、、、どうでしょう

カーバイトは、500g缶のもの。
蓋を開けてみると2~3個ほどの大きな塊が入っています。

実験では直径15mmの試験管3本に水上置換してアセチレンの気体を捕集できればいいので、小豆くらいの大きさのカーバイドが必要です。

ということで、苦労して砕きました。
空気中の水分と反応してみるみる劣化してしまうので、晴れた日に手早く砕きます。

マスクに眼鏡、手袋、白衣と完全に防備します。
粉が飛び散って肌に着くと痒くなるので大変です。素手では危険です。

段ボール、新聞紙、乾いた雑巾、トンカチ(金づち)、マイナスドライバなどを用意します。

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かなり匂うので屋外で作業します。
マイナスドライバで砕いていくと破片が飛び散るので、ある程度砕いたら、乾いた雑巾でくるんでトンカチでぶん殴ります(笑)

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ピンセットで掴めるくらい。
小さすぎると必要な量のアセチレンが捕集できません。
大きすぎると、水を入れた試験管に入れて反応させたときに溢れてしまい、強塩基なので危険です。

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また、ポイントはカーバイトの大きさだけではありません。

小さく砕いて置いて時間が経つと、、、湿気で?粉々のカーバイトになって反応が悪くアセチレンができにくいです。
なるべく実験の直前に砕き、デシケーターなどに保管しておきます。

かなり取扱が面倒です