なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

読書記録

『化学のしごと図鑑』近畿化学協会編
大学や企業の研究職、教員、学芸員、販売や営業、出版社など、化学に関わるさまざまな職業が紹介されています。化学に興味をもって勉強している生徒たちが将来を考えたとき、自分に合う仕事に就くための簡単なアドバイスや最前線で働く人たちの「しごと」を垣間見ることができます。
 
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『ライフ』 小野寺史宜
2019年の本屋大賞で第2位に選ばれた著者の最新作です。
大学卒業後、就職したものの挫折を繰り返した青年が、少しずつ未来へと歩み始める青春ストーリー。
近所の人たち、バイト先のおばちゃん、すれ違っていた家族など、さまざまな人と関わり合いながら自分を見つめなおす主人公。そっと見守りたい気持ちになります。

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『猫がいなけりゃ息もできない』村山由佳
波乱万丈な人生を共に生きてきた愛猫「もみじ」とのエッセイ集は、テレビでも取り上げられ、Twitterでも話題になっていました。
私は猫アレルギーでくしゃみが止まらなくなってしまうので、猫を飼うことはないので羨ましい気持ちでした。

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『あちらにいる鬼』井上荒野
父である井上光晴とその愛人の一人であった瀬戸内寂聴と、母をモデルにした小説。
ドロドロの愛憎劇が描かれているのかと思ったのですが、淡々と落ち着いた感じでゲスの父を冷静に描いています。著名人の不倫を完全悪として必要以上に批判したりする今の風潮が滑稽に思えてきます。

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『銭湯図解』塩谷 歩波
早稲田大学で建築を専攻し、設計事務所に就職も挫折してしまった著者。
心を癒してくれたのは銭湯でした。さまざまな銭湯を斜め上から覗いて見るような鳥瞰図で繊細な部分まで描き話題となりました。現在の地方ではあまり馴染みがありませんが、少し懐かしいような人情が感じられるイラスト満載のエッセイ集です。

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