お盆休み、たくさんの本に出会いました
ざっくり紹介
『なぜ花は匂うか』牧野富太郎
約100年前に活躍した日本植物学の父と呼ばれる?牧野富太郎。さまざまな手記の良いところを寄せ集めたような1冊。
牡丹の花は大きいのに、桜の花はどうして小さいのか、、、など、植物の不思議に魅せられ取りつかれています
小学校の授業に飽きて(笑)退学し、独学で東大の研究室に出入りしていたというから凄い
バナナは皮を食べているんだという話にはビックリしました
『変わらないために変わり続ける』
福岡伸一
こちらも生物学者ですが、植物ではなく昆虫の方ですね
マンハッタンのロックフェラー大学に留学、滞留していた時の短編エッセイ。科学や芸術が中心です。
バイオテクノロジーは凄まじいスピードで変わっているのに、変わらないものもあり、、、
科学者を目指す人たちで、海外に留学したいと思っている人にはぜひ
『トヨタの片づけ』
昨年、化学室を片付けるときに読みたかった~
思い切って処分した古い実験器具もあって、今でもその判断が正しかったのか自信がなかったのですが、、、
もっと片付けてもいいかも??(笑)と背中を押されたような気がします。
小説も読みました。
『陸王』池井戸潤
『なずな』堀江敏幸
陸王は今、話題になっていますね
どっしりしていて安定したストーリー。
息子に読ませたい1冊
なずなは、ほんのりした物語。
独身の主人公がさまざまな理由から生後間もない姪っ子を預かることになり、周りの人に助けられながら人間として成長していくというもの。
主人公が男性ということで、危なっかしい育児の様子にハラハラ、ドキドキでした