簡単な実験なので、毎年演示実験を加えています。
今回は『ルミキット 光の三原色セット』を使って化学発光の実験を行いました。
赤、青、緑色の発光液と、酸化液が入っています。
発光液と酸化液を同量、反応させると発光します。
ただ、化学発光だけではつまらないので、温度による発光の違いを観察してみました。
最初に、発光液だけ適量とります。
その後、1本は氷水で冷やします。
もう1本はポットのお湯で温めます。
もう1本は常温です
数分後、酸化液を加えてみると・・・
冷たくしていた試験管の光は暗く、温めていた試験官は明るく光りました。
温度を上げると、エネルギーが増して反応の速度も速くなるためです。
さらに、常温の試験官をガスバーナーの火で加熱すると、、、
一気に強い光が放たれて、かなり歓声が上がります
試験官では少ない量で観察しましたが、量をたくさん使用できる環境であれば、プラスチックカップなど使用するといいかもしれません。
最後に気を付けないといけないこともあります。
水道に流せません。
容器も水で洗えません。使い捨てです。
使用後は同封されている吸水シートに液を回収し処分します。
他にも、光の三原色を利用した実験例が記載されている仕様書が同封されていて、たいへん便利なキットでした。