新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて休校中なので、実験室の片付けを行っています。
◇長い期間使用されていない試薬瓶
硫酸銅が噴き出して?揮発して?いつの間にか蓋のところに固体が・・・
他にも調整した日を確認して、数年使用していないものは廃液に。
◇劣化した薬品の処分
実験で使用した金属カルシウム。
小分けしたため、空気と反応してしまって金属光沢も失われすでに酸化物となってしまったと思われ、来年の実験に使用できないので、処分して瓶も洗浄。
◇洗瓶
洗瓶にイオン交換水を入れて長期間使用せずにいると、藻が~~~
高校で使用しているイオン交換樹脂装置を用いた水は、水の中の電解質(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、塩化物イオンなど)を除去しますが、非電解質(藻などの有機物)は除去されません。
ということで、ホース中の藻がわずかに入りこんでしまったりすると、長期間実験がなく洗瓶を使用しないと繁殖して?緑色になってしまうので、洗瓶をカラにしておきます。
◇スポイト瓶
試薬を入れっぱなしにしていると、陰圧のため?スポイトが変形・・・劣化。
試薬も小分けにしている分、劣化(変色・沈殿・藻など)してしまいます。
しばらく使用しないことがわかっているので、片付けました。
試薬を調整しておくと、すぐに使用できる利点もありますが、
個人的には、思ったような反応が起きず後悔することが多いので、試薬はその年に使用する分だけ調整しています。
ということで、スポイト瓶、点眼瓶など片付けて、実験が再開されたら調整してキレイな容器に入れて使用できるようにしました。