試薬瓶の片付けをしていた時、高校の実験では使わない「ベネジクト」溶液を発見。
こんな状態だったのでとても触れないし、生徒にも使わせられません。
せっかくなので?ベネジクト溶液、試してみました。
高校の教科書では見たことがないのですが、我が家の子どもが数年前に使っていた中学校理科の教科書には記載がありました。
「唾液のはたらき」ということで、唾液がデンプンを分解して糖にするということを確認するために使う試薬としてヨウ素溶液と比較実験で実験に使われていました。
ベネジクト液は加熱しないと反応しません。
青から赤色に。
溶液は「糖」ということが確認できました。
そして、ベネジクト溶液は古くても使用できる、ということも確認できましたが、今後授業で使わないため、廃液処分して試薬瓶は洗浄しました。
ベネジクト溶液はフェーリング液と同様で主に銅の水溶液です。
今後、もし銅イオン系の溶液を入れることがあれば使用するだろうと・・・
ガラスの容器は保管しました。(だから片付かないのですが)