毎年参加していますが、今回は「水中のカルシウムとマグネシウムの分析実験」でした!
いわゆる「キレート滴定実験」で、理学部の3年生が実験してレポートにまとめているそうです。
☆化学実験室の水道水を分析☆
第一段階
Caイオンと、Mgイオンの定量実験
水道水を50mlホールピペットでとってコニカルビーカーに。
pH10緩衝溶液2ml、BT溶液1~2滴を加える。
EDTA標準溶液をビュレットに入れて数回滴定する。
…えーと、、、BT溶液、EDTA標準溶液っていったいなんですか?( ̄▽ ̄;)
滴定する、、、終点は何色ですか?( ̄▽ ̄;)
と、なんとも言えない知識のなさ*1
でも勉強のために来たので、いいのさ。前向きに、これから勉強するのだ( 〃▽〃)
ということで、ホールピペットや、ビュレットを使った滴定の操作は中和滴定や酸化還元滴定で慣れているので、とりあえずマニュアル通りにやってみましょう。
水道水をホールピペットではかりとります。
BT溶液、緩衝溶液を入れると赤色になりました。滴定します。
11.1mlで終点?赤色から紫色、そしてあっという間に青色に!
第二段階
Caイオンの定量
水道水を50ml、ホールピペットではかりとりコニカルビーカーにいれる。
8molNaOHaqを4ml加えてしばらく放置。
NNを少量加え、EDTA標準溶液で数回滴定
これも、やはり赤色から青色に変色します。
三回滴定しましたが、滴定量は4mlくらい。写真のように微妙に色が違うけど、、、いいの?
ビュレットの1滴でかなり色が変わります。
ここで時間があったので「水の分析実験」「キレート滴定」でググってみる(笑)と、詳しいサイトがありました!
原理から薬品の詳細は、ここでは書ききれません(^^;
数値を出して、CaイオンとMgイオンの濃度を求めて、軟水か硬水か判断するのでしょうが、時間がなくて省略でした。でも、、、計算式の意味、聞いてもわからないだろうなあ、、、という感じです。
午後からは、水の汚れを分析する実験を行いました!(*^^*)
こちらも操作手順は似たような感じですが、内容というか、原理が難しいというか、奥が深いというか、、、
まるまる1日、実験を堪能してきました( 〃▽〃)
*1:T_T