科学部が過酸化水素とヨウ化カリウムを使って、文化祭でおもしろ実験を披露したいという申し出がありました
海外では「ゾウの歯みがき粉実験」としてかなり人気の実験で、動画サイトにも多数upされています。
ただ、使用する薬品の過酸化水素は濃度が約33%で腐食性があり、手に付くと白くなり痛みも伴ってかなり危険なものです。
優しい化学の先生が担当を快諾してくれたので、私も嬉しくなってお手伝いです
まずは試し実験の器具、薬品の用意です。
三角フラスコ 200mL
メスシリンダー100mL
ビーカー
水槽
過酸化水素 50mL
ヨウ化カリウム 20g + 水30mL
洗剤 20mL
食紅 少々
試し実験スタート
水槽に、過酸化水素50mLと食紅少々を入れた三角フラスコを用意
三角フラスコに更に洗剤20mLを入れます。
ビーカーでかさ上げしてみます。
ヨウ化カリウム水溶液(20g+30mL)を一気に加えます。
反応が
本当はもっと高さが出たのですが、、、シャッター押すタイミングが遅れました
発熱反応もあり、白煙が少しでます。
赤色の食紅を入れましたが、褐色です。ヨウ素の褐色が出た為だと考えられます。
お試し第2段は本番と同じ器具・薬品を使用し、室外で行いました。
本番では、全校生徒の前で行うので、1L三角フラスコを数個使って、薬品も5倍に!!して行いました
水槽では溢れてしまうので、衣装ケースにブルーシートを敷いて対策。
また、安全めがねと、手袋、白衣ももちろん用意しました。
本番は、熱気がこもった体育館内で行ったので、反応が急激に進み高さがかなり出て内心焦ったのですが、、、
たいへん盛り上がり、無事終了できてほっとしました