化学の教科書に、最後の最後で登場する『ゴム』
時間がないので、教室でかんたん演示実験をしました。
ゴムは天然ゴムと合成ゴムがあります。今回は『天然ゴム』に挑戦です。
まずは、ゴムの木の樹液である「ラテックス」を用意します。
乳白色、肌色っぽいドロドロねっとりしたもの。
同じ分量の水で薄めます。
今回はラテックス 約25mL+水 約25mL
その後、酸(酢酸、クエン酸など有機酸)をドボドボっと加えます。
すると、あっという間に凝固してかき混ぜると・・・
完成
その後、よーく水洗いして形を整えます。
手順が逆でも大丈夫です。
酸(今回は約0.1mol/L酢酸)を用意
水で薄めたラテックスを!!
生ゴムの完成です
ラテックスの手袋などに見られるように、加工しやすいことも豆知識で伝えながら、生ゴムの主成分、性質、かなり複雑な構造を説明していきます
ゴムを生成する実験は簡単なのですが、一筋縄ではいかないところです