なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

ラーニング・コモンズ

研修会に参加しました。
最近、「アクティブ・ラーニング」「キー・コンピテンシー」など聞き慣れない横文字を耳にすることが増えました。

今回の「ラーニング・コモンズ」も初めて聞くものでした。
勉強不足を痛感しています

ネットで検索するとすぐわかりますが、ざっくり言うと学校図書館の新しいカタチです。

学校図書館というと、飲食、私語は禁止。本棚に囲まれて、埃っぽい古い本、貸出しカードに書かれたたくさんの人の名前(ジブリ映画のような)、静かに自習してる学生たち。と、こんな感じでしょうか。

でも、これからの図書館の環境は変わっていくんだ、という研修会でした。

図書館で仲間と話し合いながら調べたり、本だけではなくパソコンなど情報機器が充実して活用ができる。
イベントをしたり、飲食ができたり、、、と、今までの常識とはかけ離れた環境になっていくようです。

今でも、図書館は本を読むところで勉強(自習)するところではないと声を荒げる古株の人たちがいて苦慮しているのに、まるで夢のような話です

どうして変わっていく必要があるのかというと、AIの台頭でこれからの子供たちは今は存在しない未知の職業に柔軟に対応していかなくてはならないからということでした。

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例えば今までは営業マンが顧客と打ち合わせなど時間をかけて販売してきたけれど、現在は早くて安いネット通販が人気なので、営業マンの仕事が変化してきているということでした。

実習助手の仕事もそうです。
20年前はビーカーなどのガラス器具を洗うなどの片付けや、実験の時期も支度も教員に言われたことだけしていれば良かったけれど、今は違います。

実験の準備、片付けの他に、対外的には教員が責任者になっていますが実質的にはいろいろな業務を任されています。
実験はこうした方がいいのでは?と提案したり、実験スケジュールを組んだり、コミュニケーションが大切になりました

一般企業では当たり前ですが、常に資格をとってスキルアップしたり、興味をもって少しずつでも前に進んでいかないと取り残されていきます。

これからを生き残るためには主体性を持たなくてはいけない。子供たちには主体性を持たせなくてはいけない。と、どの研修会でも声高に言われます。

でも他人に強要するものではないのに、どうやって子供たちを導いていったらいいのか、、、怖いなぁと感じます。

前を向いてばかりでは疲れるし、時に立ち止まったっていいって思うのですが、変化が目まぐるしくてついていけません