◇薬品庫の片付け
薬品庫の整理・片付けをしました。
私が異動してきた当初、薬品庫には1000本を超える薬品がほんの少しの規則性をもって、詰め込まれていました。
薬品庫に入りきらない毒劇物、古い薬品でコルク栓のもの、ラベルが破損していたり、潮解など試薬が劣化してしまって使用できないものなどを、毎年予算をいただいて業者を通し処分し、その結果、半数の500本ほどまで減らすことができました。
過去の片付けの様子はコチラ↓
薬品使用簿を確認すると、高校実験なので1年間で使用する薬品は毎年だいたい決まっていて約100種類ほどと少なめです。
生徒実験以外に演示実験や、課題研究、予備など事情があったとしても、もう少し保管本数を減らし、必要な薬品は必要な時に必要な量だけ購入し、使い切るスタイルを目指していますが、現実はなかなか厳しいです。
しかし!薬品庫の棚卸も薬品本数が少なければ、ラクです。(ラクしたい)
災害時や盗難など不測の事態にも備えることができます。
ということで、コツコツ片付け作業を行うのみです。
片付けながら、今年も廃棄処理を予定しているため、廃薬品のリストを作ってまとめました。
その他・・・統合するものも。
下の薬品ですが、蓋を掴んだところ、ボロッと壊れてしまいました。
ヨウ素の小瓶で、実験で使用している薬品なので、他の瓶に統合して対処しました。
◇不要なものを処分
棚の上・中・下に置き放しになっていて、普段は目につかないところにあったものを一気に片付けました。台車で校内ゴミ置き場まで何往復かしました。
本棚も整理。
取扱説明書も、処分した機器のモノは古紙としてまとめました。
また、古いアプリケーションソフトなども片付けました。
数年前にも少し片付けましたが、まだ、あったか・・・という気持ち。
過去のblog ↓
◇掃除
普段開けない窓やドアも開けてみました。
ホコリだらけ~~~何年開けてなかったのかな。雑巾も真っ黒になりました。
▽思いとどまったモノ
スライドプロジェクター?
20~30年前のものでしょうか。撮影したものをスライドにして差し込み、投影する装置。
今はパソコンやタブレットの映像で対応するので・・・
しかし・・・貴重なスライドが一緒にあるのでもしかしたら見るかも?という意見があり、処分見送り(笑)
若い時代に苦労して作成したものという気持ちも無下にはできません。(甘いかな?)
自宅ではないので、いろいろな人の意見も聞きながらの作業です。
異動したばかりの時はそんなに仕事がこないことと、モノの場所がわからないので自分なりに片付けに邁進していましたが、、、
数年経ち仕事の量も増え、一人で空しい作業には背を向け、片付いていないモノに目が慣れて放置していました。
今回、思い切って不要な古い大きな棚や実験器具・装置も事務室と協力して処分し、レイアウトも変えました。
大きな古い鉄庫も処分したので、塞がれていた窓も開閉できるようになり、換気対策になったかな?と思います。
もう一人の実習助手さんがとても思い切りのいい人で、事務室、用務員さんにも協力していただいてスッキリできました。一人だったらくじけていましたが、感謝しかありません。