これは、口で薬品を吸い上げて正確な量をはかりとることができる(誤差が僅か)ものです。もちろん、危険な薬品の時はピペッターを使ってはかりとります。
授業では中和滴定の食酢や、今回のようにオキシドールなど、あまり害のないものなので、ピペッターを使うよりも早いし、資料↓にも使い方が記載されてるので口で吸い上げていますが、、、
まあ、多感な年頃なのでいろいろな想像してにやけて照れたりということは今までもあったのですが、最近は潔癖症というか、、、神経質というか、、、
人が口をつけたものは、洗ってもダメという人もでてきました(￣▽￣;)
ということで、まあ、インフルエンザなども考慮しまして、洗浄器で洗ったあとに、保健室でも使用している消毒液(オスバン)を希釈して浸しています。
更に！ウェットティッシュも用意して各自でよーく拭いてから使ってもらってます。まあ、気にしない人が大半ですがf(^^;
研修会で聞くところによると、他校でも、対応にはいろいろ苦慮しているそうです(￣▽￣;)
ゴム製のピペッターを買い揃える学校も増えているようです。が、薬品を吸い上げてゴムをダメにしたり、使い方を説明したり使いこなすまでに時間がかかったりするようです。
この酸化還元実験の後処理でも厄介なことは、雑巾！
ウェットティッシュや、キムワイプも用意して、過マンガン酸カリウム水溶液は、水道には流せないし汚れるので、溢したら雑巾は使用しないでね♪とお願いはしているのですが、ついつい使用してしまうようです。
過マンガン酸カリウム水溶液の赤紫色(MnO4 イオン)
なのですが、、、硫酸酸性にしないで滴定した場合、、、茶色(MnO2)に(@_@)
というように、過マンガン酸カリウムを雑巾で拭き取ると、赤紫色からみるみる茶色に(@_@)
水洗いしても落ちません(~_~;)でも、、、酸化還元反応で勉強したばかり。オキシドールを振りかけると、、、Mn2+になり？無色に！(*^^*)その後、よーく洗って干します。
何とかきれいになりました！(*^^*)
