生物の実験に参加しました
『アルコール発酵』
ざっくりいうと、生物(酵母菌など)が、有機物(グルコース)を分解してアルコール(エタノール)と気体(CO2)を生ずるというもの。
前任校でも毎年行っている実験でblogにもUPしてあります。
ですが、同じ実験でも学校が変わって先生や準備を担当する助手さんが違うと、、、こんなに変わるものなんだねーと改めて実感しました。
前任校では使用する酵母菌もドライイーストを使用していて時間が少しかかり(室温26℃の時、20分超ほど)、キューネ発酵管をビーカーで湯浴しながら(少し時間短縮)の実験でしたが、、、
こちらでは、生酵母をパン屋さんから仕入れ、また、最初のグルコース溶液を準備の時から温めて使用していました
ということで、、、新version(*^^*)
パン屋さんから仕入れた生酵母
本当に丁寧に準備しています
グルコース溶液20mlを恒温槽で37℃ほどに温めておきます。
手早くよくかき混ぜて、キューネ発酵管に注ぎます。
気体(二酸化炭素)が発生する体積を、ストップウォッチで時間を見ながら10分間記録します。
助手さんの気配りが凄いなあと驚いたのは、キューネ発酵管の下にシャーレを置いて液ダレや溢しにそなえていたこと!
その後、水酸化ナトリウムを加えて二酸化炭素が吸収される様子を観察しました。
ということで、、、約15分内ほどで終了。
本来は、アルコール生成の確認でヨードホルム反応を行いたいところですが、、、
思ったようにはいかない(笑)ので、残りの時間はデヒドロゲナーゼの実験をしました