なんとなく実験しています

なんとなく実験しています

日々のアウトプット、メモ帖、備忘録として

※正解は一つではないです。選択肢の一つとして参考にしていただければと。

薬品庫の整理 その2

無機の薬品たちの整理が終わり、、、無機の実験をいくつか無事に行うことができました

その後、有機の授業に入り有機の実験に突入するわけですが、、、1ヶ月ほど実験の予定がなかったので(*^^*)、生物の実験を見させてもらったり、有機の整理に取りかかりました。余裕綽々のはずでした、、、

が、、、教科書に出てこないような薬品が多数あったり。

しかも有機は、

臭い

心が何度も折れかかって、、、皆に愚痴を言うという情けない自分( ̄▽ ̄;)
反省と後悔、、、しています(^-^;

支えてくれた皆に感謝です

さて、ざっくり言うと有機というのは、C炭素を含む化合物(一部例外あり)です。まあ、、、昔は生命体から生み出されるものなんて考えられた時代もあったようです。

そして、そのC炭素ちゃん(^-^;とっても八方美人で寂しがり屋さんやたらとお手てをつなぎたがるので、、、
有機化合物の数は、、、

2000万以上とも、5000万以上とも言われているようです。

更に、分類がめんどくさい(´д`|||)
ある程度知識があれば、構造で分けようか、官能基か、、、など悩みますが、知識がない場合は50音順に並べた方がラクそうです。ただ、、、有機は1つの薬品にたくさんの名前があります。
例えば、、、
メタノールでは、メチルアルコール、ヒドロキシメタン、木精、カルビノールなど。
しかも有機だけだと、ほぼ危険物第4類の引火性のものが多いのです。

いろいろ思案して、、、前任校でもざっくり『基』で分けていたので、教科書に添って資料集の分類通りに分けてみました(笑)

炭化水素
アルコール
アルデヒド・ケトン
カルボン酸
エステル
フェノール類
Nを含むもの
糖・アミノ酸など
指示薬・染色など
有機酸無機物
その他の有機

自分が考えた通りの分け方で薬品を登録、計量して振り分ける時、あまりにも知らない薬品が多すぎて泣けてきました
古い時代のもの、課題研究のもの、今は廃部となった化学部のもの、生物部のもの、更に写真部のもの、、、

MSDSで薬品情報を確認しながらの作業は手間取りました

また、、

片付けている段階で、次々と発掘される薬品たちΣ( ̄ロ ̄lll)。終わったと喜んでいた無機の薬品が出てきた時は泣けました( ̄▽ ̄;)

更に、更に、、今の時代手に入らない「黄燐」のような薬品などや、保存状態が悪い薬品がΣ( ̄ロ ̄lll)

イメージ 1


先生たちは、マニアックな薬品発掘に大喜び?でした。化学の血が騒ぐそうです( ̄▽ ̄;)

4月の異動と共に始まった薬品整理もほぼ終わりましたあとは、廃液業者さんの手続き完了を待つばかり。

と、きれいに終ることができればいいのですが、、、

続く?